別れ

2003年7月5日
「愛してるけど一緒にいられない」と彼が言う。
愛してるけど好きだけど一緒にいられない。

ならなんで会いたいなんて言った?
顔が見たい、だなんてメール貰わなければ良かった。

のこのこと会いに行った私はお馬鹿サン。
とんだ茶番劇。なんて悲喜劇。

傍目にはコメディーにしかミエナイ。

話せば話すほど私と貴方との気持ちが遠いことを確かなものとして自覚するしかなくて心が痛い。

生きながら体と心を細切れにされていく気分を、まさか貴方に味わされるなんて。

私はこの恋愛を最期と決めていた。
この恋愛を貫けるなら守れるならそれで良かった。
だからそのためなら何でも出来たしそうしてきたよ。
貴方が気がつかない部分でも。

貴方は強くなるために愛するものを手放して取り返しがつかないことをしたと後悔することで自分を強くすると言った。

それは本当の強さなんかじゃない。

あまりにも貴方は幼稚。

本当の強さは弱さも強さも綺麗も醜いものも全てを知って受け入れる勇気。痛みを知ることのできる優しさ。

貴方には永遠に伝わらない。

ねぇ。

そんなに取り返しがつかないことをしたと後悔することで強くなれると思うなら、私はもっと強くなれているはずなのに。

何故わからない?

貴方の目の前にその最たる実例があるのに。

永遠に取り戻せないという後悔と絶望を私は貴方よりも知っている。

ねぇ私がいなくなれば貴方にそれが伝わるのでしょうか?

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