終わり

2003年12月1日
一緒にいられない誰かを好きでいることと
誰かに好きになってもらうことと
どっちがHAPPYなんだろう?

きっと彼は律儀な人だから渋谷の交番前で待っているんだろう。
忠犬ハチ公の如く。

でも私は行かない。彼には会いに行かない。
行く必要性がどこにもないからだ。
彼ではない彼に会いに行く必要性はない。

待ちぼうけでもしてればいい。
私も自分勝手だけど彼も自分勝手だ。

会わないことが私の最大限の愛情だ。
最後の愛情表現だ。

会ったらきっとひきとめてしまいそうだから。
ひきとめないように嫌いになれるように。

さよなら。
私の傷を抉るだけ抉って自分も辛いんだという貴方。君には罪はないという残酷で優しい貴方。

本当に罪がないのなら一緒にいられたことでしょう。赤ちゃんを選ばなかった時点で終わりを覚悟してたけれど。
貴方に会ったらもう私は壊れるしかないから。
貴方の言葉がいつも私を追い詰めてく。
貴方が好きだから私には貴方を引き止めることができない。

貴方が君には罪がないと言えば言うほど私が追い詰められてたなんて貴方は気づかないでいたのでしょう。そんな言葉より二人の罪だと言ってくれた方がどんなに良かったことか。その言葉が本当は二人でいても幸せなんかじゃないということを示しているということを貴方は気がついていなかった。

幸せだと信じてたのは全部まやかし。
偽りを本物だと思い込むことでごまかしてきた。

体調が悪いといえば心配してくれる優しい貴方。
離れていくなら心配なんかしないでよ。
そんなの本当の優しさなんかじゃない。
思いやりなんかじゃない。貴方の自己満足よ。

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