退職

2003年12月5日
今日で波乱に満ちた私の日×生命社員人生もラスト。

なーんちゃって。

仕事命じゃないから会社のために具合悪くなるなんてまっぴらご免だね。自分が不幸せになるような仕事なんてヤダ。
幸せになれなくても不幸せになっちゃいけないと思う。

もちろん、きっと転職先にも理不尽なことや不条理なことはあると思う。だけどここに比べたら可愛いものなんじゃないかな。

少なくとも20代の女性が、卵巣浮腫をはじめとする婦人科系の病気や精神的まいって脱毛症になって当たり前の職場環境ってやっぱり異常だと思う。
仕事ってそこまでしなきゃいけないものではないはず。

まだ社会人歴が浅いからわからないこと多いけれど、・・・・・・・でもね、健康を損なったら駄目だよね。

退職日もいつもと変わらずに出勤して
私物整理して親しい人に挨拶して
書類書いて部長に挨拶して
課長に挨拶してマネージャーに挨拶して

・・・・・・・そんな感じだった。

そいえば、ちょっと前にマネージャーから言われた言葉を思い出した。

「あなたは同期から嫌われてるのよ。わかんない?」

って。

嫌ってるのはあなたでしょって感じだった。

今日も課長の前では

「決してあなたを憎くて厳しく指導したわけじゃないのよ。これからももっと成長させてあげたいことたくさんあるの」

と真剣な表情で言ってたけど、後ろ向きになる瞬間の表情を私は見ちゃった。

瞬間にやって口元が笑っていた。

ほんの一瞬。気のせいかもしれないけど。

先輩の言葉を思い出す。
『人を傷つけることを平気で言えるのは怖い。女しかいない職場で結婚もしないでずっと仕事をしているとどこかおかしくなっていくし、性格歪むのよ。そうはなりたくないよね』

私もそんな風にはなりたくない。

マネージャーは反面教師だ。
なりたくない将来の自分、そのものだ。
この人のことは忘れないでおこう、絶対。
人を傷つけるような人間にはならない。

同じ営業課の同期に挨拶したかったけど
それはさせて貰えなかった。

メールと会った子にだけこっそり伝える。
ここにはもうこないんだなと思っても寂しくなかった。楽になれたって感じだ。

職場を出て、渋谷の美容室に行って髪を切る。カラーリングをし直した。

それから彼に会って夜中まで一緒に過ごした。

もっと一緒にいたいという彼の言葉に
私も一緒にいたかったけど、時間の制限がある。

寂しかったけど帰宅。

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